2024年11月25日(月)から27日(水)の3日間にわたり 仙台国際センター 展示棟にて開催されたFuture Technologies from SENDAIに株式会社エイゾスは出展いたしました。
Future Technologies from SENDAI は下記4つの合同シンポジウムとして、学会間、研究グループ間の垣根を超えて、盛大に開催されました。
第41回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム
第15回 マイクロ・ナノ工学シンポジウム
第16回 集積化MEMSシンポジウム
化学とマイクロ・ナノシステム学会主催 第50回研究会
弊社ブースには多くの専門家の方々や学生の皆様にお立ち寄りいただきました。弊社のAI解析プラットフォームMulti-Sigmaやコンサルティングサービスに対して様々な専門分野の観点から熱心なご質問と貴重なご意見を頂戴しました。今回のシンポジウムでは、MEMS、センサー、バイオ、ナノ工学、半導体など様々な研究をされている方々にお越しいただくことができました。お話を伺った中で、たとえば、触覚センサーやタイヤセンサーから得られたデータを十分に分析できていないため、ニューラルネットワークなどの機械学習技術を用いた分析について話を聞きたい、などのご要望がございました。私たちからは、Multi-Sigmaが搭載しているニューラルネットワークのハイパーパラメータチューニングを自動化する特許技術(オートチューニング機能)をご利用いただければ、高精度のモデル構築ができることをご紹介いたしました。また、ケーススタディとして、MEMS製造プロセスの最適化によるデータ解析事例をご紹介しました。データ解析は、すべてMulti-Sigma上で、予測機能や要因分析機能、最適化機能を利用して容易に実行可能です。
また、植物の生育をご研究されている方からは、多くの変数があり十分に解析できていない、というお話も伺いました。私たちからは、そのような事例を解析したケーススタディである、カゴメ様の収穫量予測の事例をご紹介いたしました。カゴメ様は栽培条件データを学習させることで、5週間先まで高精度に収穫量予測をされております。Multi-Sigmaの非常に高精度な予測モデル作成が立証されているものです。この事例で用いているアプローチをそのままご研究にご利用いただけるのではないかと、好意的に評価いただきました。
本展示会でご紹介した、Multi-Sigmaを用いた「MEMSセンサ製造プロセスの多目的最適化」のケーススタディは具体的なイメージを掴みやすいと好評を頂いています。本展示会で配布いたしましたリーフレット以外のものも含め、各種リーフレットにつきましてはこちらのページからダウンロードいただけます。今回のFuture Technologies from SENDAIでは、担当者が説明対応中であったために弊社製品のご紹介ができなかった方々にも、弊社リーフレットを多数お持ち帰りいただけました。直接のご説明が叶わなかった方々におかれましては、弊社製品やコンサルティングサービスについてご不明点などございましたら、下記お問い合わせ先からご質問いただけますようお願いいたします。