株式会社エイゾスは、2025年6月9日(月)から11日(水)にかけて、英国ロンドンのOlympia Londonで開催される「London Tech Week」に参加します。さらに、6月11日(水)および12日(木)には、同市内のTobacco Dockにて開催される「AI Summit London 2025」にも参加を予定しています。
London Tech Weekは、英国最大級のスタートアップイベントであり、英国政府が協賛する国家的なテックイベントとして位置づけられています。イベントには、英国の現首相キア・スターマー氏の登壇が予定されており、約150社の出展・協賛企業、500人に及ぶスピーカーが参加します。会場では、AIや量子コンピューティング、サイバーセキュリティ、ロボティクス、スポーツテックなど、幅広いテクノロジートピックを取り上げた多様なセッションが展開される予定です。
一方、AI Summit London 2025は、AIのビジネス活用に特化した国際的なイベントであり、企業におけるAI実装の最前線を紹介する場となっています。世界を代表するテック企業が出展を予定し、来場者数は約4,500人にのぼる見込みです。イベント期間中は、スタートアップによるピッチコンペティションや多様なテーマのセッションが開催され、現地の投資家やビジネスエコシステムの主要プレイヤーとのネットワーキング機会も提供されます。エイゾスは、AI Summit London 2025においてピッチ登壇も行います。
エイゾスは、これら2つの国際的なイベントを通じて、最新のテクノロジートレンドを把握するとともに、グローバルな事業展開に向けた新たなネットワークの構築を目指します。
株式会社エイゾスが提供する「Multi-Sigma®」は業界問わず、あらゆるデータをAIで分析できる非常に汎用性の高いソフトウェアとなっております。
【AI統合プラットフォームMulti-Sigma®の特徴】
- ニューラルネットワークやベイズ最適化による予測
- 必要最小限のデータから解析が可能です。
- 難解なハイパーパラメータの設定をお客様が行う必要はありません。
- 自動調整技術(国際特許取得済)により高精度な予測が可能です。
- 感度分析を用いた要因分析
- AIはブラックボックスと言われますが、Multi-Sigma®なら各入力パラメータの寄与度を数値で把握し評価できます。
- 多目的遺伝的アルゴリズムによる最適化
- 複数の目的変数に対して、最大化、最小化、目標値を設定し、説明変数の最適化が可能です。
- 最適化において、説明変数に制約を与えて解析をすることも可能です。
- 複数のAIモデルを組み合わせて解析できる連鎖解析
- 例えば、製造業で複数プロセスに跨るような生産工程の解析をする場合、個々の工程でAIモデルを作っておけば、Multi-Sigma®のプラットフォーム上でそれらを連結し、一気通貫で解析することが可能です。
Multi-Sigma®は、測定機器の制御、エンジニアリング、流体力学シミュレーション、創薬・材料開発、マテリアルインフォマティクス、プロセスインフォマティクス、異常診断 等あらゆる問題に適用できます。業務の属人化からの脱却、実験および解析の労力の大幅な削減にお役立てください。
【実績例】
- 産総研の人工心臓のデザインの最適化の研究
- 産総研による人工心臓の開発において、トレードオフの関係にある目的変数を持つ実験条件を最適化、さらに数値実験の回数を99%以上削減することに成功
- NEDO「アルミニウム素材高度資源循環システム構築事業」
- NEDO アルミニウムのアップグレードリサイクルプロセスにおいて、18の実験データから6つの目的を同時に満たす製造条件の探索に成功