株式会社エイゾスは、日本機械学会2024年度年次大会に出展いたしました。

2024年9月8日から11日にかけて愛媛大学で開催された日本機械学会年次大会において、弊社エイゾスが企業展示を行いました。この大規模なイベントでは、40ものセッションが同時進行し、多岐にわたる技術と研究成果の最新動向が紹介されました。

企業展示が開催されていた9日から11日の3日間に渡り、弊社ブースには100名を超える研究者や開発者の方々が立ち寄られ、弊社のソフトウェアやコンサルティングサービスに対して異なる専門分野の観点から熱心なご質問と貴重なご意見を頂きました。特に、Computational Fluid Dynamic(CFD:数値流体力学)シミュレーションを用いた研究開発や、Finite Element Method(FEM:有限要素法)を駆使した構造解析に取り組まれている研究者・開発者の方々からは、これら数値計算に必要となる膨大な計算コストを削減する解決策に関するご相談がありました。

また、製品設計から試作品の制作・性能評価を行なっている開発者の方々からは、最終的な評価に至るまでのプロセスを効率化できる解決策についてご相談がありました。これらの課題に対して、私たちからは弊社が開発したMulti-Sigmaを用いた解決案をご説明いたしました。Multi-Sigmaでは、わずか30から50程度の試験データを用いてニューラルネットワークに基づくAIモデルを学習させ、高コストなシミュレーションや実験に代わる数千回から数万回の代替計算が可能であることをご紹介すると、多くの方々が興味を持たれ、多数の建設的なご意見を頂きました。

さらに、弊社展示ブースでは具体的なデータを用いたMulti-Sigmaアプリのデモンストレーションを実施いたしました。入力パラメータが出力に与える影響を評価する要因分析や、最適な結果を得るための入力値探索が簡単に実行できることを訪問者の方々に目の前でご確認いただくと、Multi-Sigmaを利用することで開発時間を短縮しコストを削減できるかもしれないと好意的なフィードバックを頂きました。なお、Multi-Sigmaではプログラムコードの作成を必要とせずクラウド上のアプリを通じて全ての機能をウェブブラウザ上で実行可能です。

また、展示会ではMulti-Sigmaのご案内や過去のお客さまの事例をご紹介したパンフレットの配布もいたしました。今回の日本機械学会展示会には弊社から2名が参加しておりましたが、残念ながら両名が説明対応中であったために弊社製品のご紹介ができなかった方々にも、弊社パンフレットを多数手に取り、お持ち帰りいただけました。直接のご説明が叶わなかった方々におかれましては、弊社製品やコンサルティングサービスについてご不明点などございましたら、お問い合わせ先からご質問いただけますようお願いいたします。

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