株式会社エイゾス(以下、エイゾス)は、公益財団法人 広沢技術振興財団が実施する「令和7年度 ものづくり技術助成事業」において、試験研究助成に採択されました。贈呈式は2025年12月10日に茨城県つくば市にて実施されました。贈呈式および助成先決定については、2025年12月18日付の茨城新聞でも報じられています。

出典:茨城新聞(2025年12月18日付 朝刊 経済欄)
■ 背景
広沢技術振興財団は、ものづくり技術の高度化に関する試験研究・普及等への助成を通じ、茨城県の産業振興に寄与することを目的として、2007年(平成19年)に設立され、2014年4月1日に公益財団法人へ移行した財団です。
同財団の「試験研究助成事業」は、「ものづくり技術の高度化・先端化を図るための試験研究」に対して助成する制度であり、応募資格は茨城県内に所在・勤務する企業・研究者等に限定されています。
また、同財団による本年度の助成は、試験研究部門で6件とされています。
■ 採択テーマ
「製造業における設計・時系列データ・制御を統一的分析するAIプラットフォームの開発」
■ 本取り組みの概要
製造現場では、設計データ、実験装置等から得られる時系列データ、制御系設計に関連するデータなどが複数の形式で存在し、部門・システムをまたいで分断されがちです。その結果、改善や最適化の検討が局所的かつ属人的になり、設計開発における手戻りや試行錯誤が頻発するなどの課題があります。
本試験研究助成を通じてエイゾスは、日本のものづくり企業が少量データからでも効率的にデータ駆動型の設計開発を進められるよう、設計・時系列・制御データを統一的に扱える新機能の実装と提供を目指します。
■ 採択の意義
本年度の助成金受領組織のうち、AI機械学習に関連する採択は当社のみ(当社調べ)となります。ノーコードクラウド型AI解析プラットフォームMulti-Sigma®による設計探索から実験データ解析、制御系設計までを横断する異分野融合アプローチが、今後のものづくり技術の高度化・先端化の観点で評価された点は非常に重要だと捉えています。
- 参考
[茨城新聞(贈呈式・助成先決定の報道:2025年12月18日付)]
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=1765964755212100
[広沢技術振興財団(贈呈式の案内:2025年12月10日)]
http://www.hirosawa-zaidan.com/zaidan-news/2025/zn20251210.html
Multi-Sigma®の事例紹介資料は下記リンクから参照願います。
https://aizoth.com/service/multi-sigma/download/
