株式会社エイゾスは、日本金属学会2024年秋季講演(第175回)大会に出展いたしました。

2024年9月18日から20日にかけて大阪大学豊中キャンパスで開催された日本金属学会2024年秋季講演大会において、弊社エイゾスが企業展示を行いました。大学内の15の会場に分かれて、多くの大学の先生や企業研究者の皆様によるセッションが行われ、金属材料を中心とした技術と研究成果の最新動向が紹介されました。

非常に暑い中、企業展示が開催されていた3日間に渡り、弊社ブースには100名を超える研究者や開発者の方々にお立ち寄りいただきました。ありがとうございました。

金属3Dプリンティングと軽量合金の開発に取り組んでおられる研究者の方々の話を伺いました。主な研究課題は、望ましい機械的特性を持つ合金を製造するための適切な入力条件を特定することです。試行錯誤の実験には費用も時間もかかるため、AIを利用した実験計画、シミュレーション、最適化によって、コストを最小限に抑えながら研究開発期間を大幅に短縮することができます。高度な予測モデリング、最適化、要因分析機能を備えたMulti-Sigmaのユーザーフレンドリーなインターフェースに皆様、大きな関心をお持ちでした。

金属の相挙動を研究されている方々から頻繁に挙げられた課題は、様々なミクロ特性とマクロ特性のトレードオフを考慮しなければならないプロセスの最適化でした。そこで、我々から従来の統計的手法では、複雑で非線形な関係を効果的にマッピングできないことを説明し、AIベースのプロセス最適化が非常に効果的であることをお伝えしました。また、Multi-Sigmaが100個の出力パラメーターを最適化できるだけでなく、個々の熱処理工程に対応する複数のAIモデルを連結し、連鎖させて解析が可能であることに驚かれていました。この連鎖解析機能により、熱処理プロセスの各工程における材料の相変化の最適化が可能となります。

展示会ではMulti-Sigmaのご案内や過去のお客さまやユースケース事例をご紹介したパンフレットの配布もいたしました。今回の展示会には弊社から2名が参加しておりましたが、残念ながら両名が説明対応中であったために弊社製品のご紹介ができなかった方々にも、弊社パンフレットを多数手に取り、お持ち帰りいただけました。直接のご説明が叶わなかった方々におかれましては、弊社製品やコンサルティングサービスについてご不明点などございましたら、お問い合わせ先からご連絡いただけますと幸いです。どうぞお願いいたします。

お問い合わせはこちら