株式会社エイゾスは、10月22日(水曜)に開催される技術展示会「Tsukuba Lab. Meetup in AIST vol.9」に出展いたします。
「Tsukuba Lab. Meetup in AIST」は、つくば市を代表する最先端の研究所である国立研究開発法人産業技術総合研究所:AISTの研究者と、優れた技術や製品を有する市内中小企業との技術マッチングや交流を支援する事業です。
当日は、皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。ぜひお立ち寄りいただけますようお願いいたします。
Tsukuba Lab. Meetup in AIST vol.9
開催日時:2025年10月22日(水)11:00~14:00
会場:国立研究開発法人産業技術総合研究所 共用講堂ホワイエ
▼リンク
https://www.city.tsukuba.lg.jp/soshikikarasagasu/keizaibusangyoshinkoka/gyomuannai/2/13909.html
株式会社エイゾスが提供するMulti-Sigma®は業界問わず、あらゆるデータをAIで分析できる非常に汎用性の高いソフトウェアとなっております。
【AI統合プラットフォームMulti-Sigma®の特徴】
- ニューラルネットワークやベイズ最適化による予測
- 必要最小限のデータから解析が可能です。
- 難解なハイパーパラメータの設定をお客様が行う必要はありません。
- 自動調整技術(国際特許取得済)により高精度な予測が可能です。
- 感度分析を用いた要因分析
- AIはブラックボックスと言われますが、Multi-Sigma®なら各入力パラメータの寄与度を数値で把握し評価できます。
- 多目的遺伝的アルゴリズムによる最適化
- 複数の目的変数に対して、最大化、最小化、目標値を設定し、説明変数の最適化が可能です。
- 最適化において、説明変数に制約を与えて解析をすることも可能です。
- 複数のAIモデルを組み合わせて解析できる連鎖解析
- 例えば、製造業で複数プロセスに跨るような生産工程の解析をする場合、個々の工程でAIモデルを作っておけば、Multi-Sigma®のプラットフォーム上でそれらを連結し、一気通貫で解析することが可能です。
Multi-Sigma®は、測定機器の制御、エンジニアリング、流体力学シミュレーション、創薬・材料開発、マテリアルインフォマティクス、プロセスインフォマティクス、異常診断 等あらゆる問題に適用できます。業務の属人化からの脱却、実験および解析の労力の大幅な削減にお役立てください。
【ユースケース】
- Multi-Sigma®を用いた人工心臓設計におけるサロゲートモデルの構築と多目的最適化
- Multi-Sigma®を用いて、50回程度のシミュレーション結果からサロゲートモデルを構築しました。本サロゲートモデルは、Thrust力と赤血球損傷係数の予測において、それぞれ相関係数が0.8733、0.8547と、高い予測精度を示しました。
- Multi-Sigma®を活用したPET製容器の成型条件におけるロバスト最適解の探索
- Multi-Sigma®を用いて、22ケースという限られたPET(ポリエチレンテレフタレート)製容器の射出成型シミュレーション結果から、サロゲートモデルを構築しました。具体的には、射出成型条件を入力とし成型後の容器のそり量と強度を出力するシミュレーション結果から、ニューラルネットワークによるサロゲートモデルを構築しました。少量のデータにもかかわらず、実用レベルの予測性能を持つサロゲートモデルの構築に成功しました。
- Multi-Sigma®による連鎖解析を活用したモーターとファン統合設計の高速化
- 省エネ性能や製品競争力に直結するモーターとファンの統合設計は、性能のトレードオフが複雑で、開発における大きな課題となっています。シミュレーションと最適化による開発初期段階での性能作り込みが、その解決策として期待されます。